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大勢の支えに「感謝」 故中川氏 郁子夫人語る

2009年10月18日 13時56分

 急逝した中川昭一元財務・金融相(享年56)の郁子夫人(50)が18日午前11時、十勝毎日新聞社を訪れた。16日に帯広市内で終えた「哀惜の会」に対して、郁子夫人は「大変立派な会を開いていただき感謝しています」と述べた。後継問題については語らなかった。

 長女で会社員の真理子さん(25)、後援会の高橋猛文幹事長が同行した。

 帯広市内の北海道ホテルで開かれた哀惜の会には、道内外の国会議員、知事、市町村長ら政財界、文化・スポーツ界、一般の支援者ら約4000人が参列。郁子夫人は「こんなに大勢の人に支えていただいたのだと、子供たちと一緒に改めて感謝しました。皆様方には長い間、ありがとうございました」と語った。

 東京の葬儀(8、9日)にも触れ、「一般の人が詰めかけ、最後まで主人に『ありがとうございました』というコールが続いていた。皆さんに愛して、大切にしていただいた」と感謝した。

 生前の中川氏について、「私にとって本当に男らしい男でした。同じ方向を見て歩いて来られたのはありがたいこと」と振り返った。中川氏は都内で9月26日、郁子夫人が代表を務めるNPO法人などが主催団体に入る環境フォーラムで講演。今後の活動について夫婦間で会話したことを明かし、「環境問題について盛り上がって話をした。これから応援してくれるということでうれしかった」と話した。

 今後は中川氏が残した多数の資料の整理、東京、十勝でのあいさつ回りをする予定。「膨大な資料は役人や大学の先生から、貴重な歴史に残っていく資料で、細かいメモでも絶対に捨てないでと言われている」と述べた。

 四十九日法要が終わる11月下旬には再び来勝し、「主人が今回の選挙のお礼をまだ終えていなかったので(私が)続けてごあいさつに回りたい」と強調。一部で取りざたされる後継問題については、「とにかく四十九日まで。哀惜の会まで頑張ろうとやってきた」と語らなかった。
(安田義教)

※高橋猛文幹事長の高の字は異体字です。

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