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東北の郵便局強盗:被告、起訴内容を認める--地裁初公判 /青森

 東北町の郵便局で今年8月、現金100万円が奪われた事件で、強盗の罪に問われた住所不定、無職、中里朋弘被告(43)の初公判が1日、青森地裁(福家康史裁判官)であった。中里被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。次回公判は20日午前10時。

 検察側は冒頭陳述で、中里被告はパチンコで借金を作り、強盗で金を手に入れるしかないと考えて事件を決意。果物ナイフと灯油の入ったガラス瓶などを持って実行したとした。灯油を入れたガラス瓶による手口は、01年に弘前市の消費者金融に放火した武富士事件を参考にしたとした。また、中里被告は96年ごろからパチンコで借金を繰り返し、父親に1000万円を肩代わりしてもらっていたという。【山本佳孝】

毎日新聞 2009年10月2日 地方版

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