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熊林のパス封じろ ボランチコンビの活躍鍵 J2仙台

かつてのチームメート、草津・熊林封じの鍵を握るボランチ富田(手前)と千葉

 仙台が注意するのは、2006、07年に仙台でプレーした元チームメート熊林。このところ、アシストや得点につながる好プレーが目立つ。手倉森監督は「好調ですね。特にパス出しは注意したい」と警戒する。

 前節の岐阜戦で素早くFKをけって決勝点を演出。9月20日の甲府戦ではノールックパスから決勝点をアシストしたほか、DFとMFの間など相手の嫌がる所に潜り込み、起点をつくった。「あのプレーを(甲府攻略のため)見習いたい」と手倉森監督が話すほど、仙台でも話題となった。

 20日の練習後は、最近の草津の試合映像を全員でチェック。渡辺は「熊さん(熊林)は(いい意味で)ずるがしこいし、サッカーを知っている。特にリスタートは集中しないと」と気を引き締め直した。

 熊林のほか、広山、桜田ら好選手がそろう草津の中盤。仙台は6試合連続で先発している好調のボランチコンビ、富田、千葉がどこまで封じるかがポイントとなる。

 富田は「草津の中盤は細かいパス回しや大きなサイドチェンジなどいろんなパターンを持っている。相手のペースに流されず、主導権を握りたい」と積極的なプレーを心掛ける。

 仙台時代は若手選手の“お兄さん”のような存在だったという熊林。昇格に前進するプレーで、恩返ししたい。(野仲敏勝)


2009年10月21日水曜日

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