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2009年10月21日(水) 19:15 |
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母親殺害の被告に控訴審は懲役5年
今年1月、岡山市で寝たきりの母親を殺害して懲役6年の判決を受けた男の控訴審で、広島高裁岡山支部は一審を破棄し、懲役5年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、岡山市東区升田の無職・黒住靖夫被告(68歳)です。 黒住被告は今年1月、岡山市の自宅で94歳の母親の首をマフラーで締めて殺し、一審の岡山地裁は「酌量の余地は乏しい」として懲役6年の判決を言い渡していました。 この判決に対し弁護側は刑が重過ぎるとして控訴していました。 控訴審の判決公判で広島高裁岡山支部の小川正明裁判長は「一緒に母親を介護していた妻に認知症の疑いが持たれ、介護が必要となるなど被告の立場を考慮すると、一審の判決はやや重過ぎる」として一審を破棄し懲役5年の判決を言い渡しました。
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