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◆国際親善試合 オランダ3―0日本(5日、オランダ・エンスヘーデ、FCトゥヴェンテスタディオン) オランダ代表DFヨリス・マタイセン(29)=ハンブルガーSV=が5日、岡田ジャパンFW陣の決定力不足を酷評した。中盤の構成力を高く評価したが、決定機を生かし切れない前線を冷笑。前半45分間続けた日本代表の苛烈(かれつ)なプレスも「90分間できない」と完全否定だった。世界3位の強豪は日本を完全に見下した。
圧倒的攻勢を見せた前半45分間につかみ取った岡田ジャパンの自信と手応えを、一気に喪失させるような酷評が敗北後に待っていた。
「日本代表はゴール前20メートルまでのパス回しは素晴らしい。完ぺきだったが、その後の怖さが全くない。あのFWが相手では、劣勢だった前半もゴールを奪われるイメージを一度も持つことはなかった」
オランダ代表の4バックを引き締めたオレンジ軍団の要、DFマタイセンは冷笑を浴びせかけた。ドイツの強豪・ハンブルガーSVで戦う世界基準の男は迫力不足の岡田ジャパンFW陣を完全に見下していた。
この酷評も仕方がない。前半3分には俊輔が絶妙なスルーパスをFW岡崎に通したが、GKとの1対1の場面でまさかのトラップミス。相手GKに好セーブを引き出したのは後半18分、俊輔が放った約25メートルの直接FKだけ。「シュートは打っていたが、枠を外していたので全く脅威に感じなかった」。ファンマルバイク監督も容赦なく切り捨てた。
「ボールを奪った後に向こうは決めて、自分たちは決められなかった。相手の決定力はすごい」。Jリーグで絶大な決定力を誇る岡崎は90分間プレスをかけ続けたが、ゴールを奪う点では、世界との差を実感。素直に脱帽するしかなかった。
舌鋒(ぜっぽう)鋭いマタイセンは止まらない。「後半は選手交代もあったが、日本が勝手に疲れて止まった。あのサッカーは90分間できない」と断言。前半FIFAランク3位を脅かした岡田サッカーの根幹を成す「ハードワーク」というコンセプトを全否定した。冷酷な上から目線を南アフリカまでに覆せるのか。眼鏡の指揮官に残された時間はあと9か月しかない。
◆オランダ代表 FIFAランク3位。過去W杯準優勝2度の強豪。すでに南アW杯欧州予選突破。6月6日のW杯予選、対アイスランド戦の先発はこの日は6人。GKフォルム、DFマタイセン、ファンブロンクホルスト、MFデヨング、FWカイト、ロッベン、ファンペルシー。すでに南アW杯へ向け新戦力発掘に取りかかっており、控えメンバーのモチベーションは高い。
(2009年9月6日06時01分 スポーツ報知)
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