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【格闘技】

武田幸三が超合筋ファイト誓う 26日K−1引退試合

2009年10月21日 紙面から

公開練習を前に心境を語る武田幸三=三郷市の治政館ジムで

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 K−1ワールドMAX決勝大会(26日、横浜アリーナ)の特別試合で引退する元ムエタイ・ウエルター級王者・武田幸三(36)=治政館=が20日、埼玉・三郷市のジムで練習を公開した。

 最後の相手は、初代ワールドMAX王者アルバート・クラウス(26)=オランダ。「武田らしく倒すか倒されるか。もちろんKOです」。スパーリングは見せなかったが、サンドバッグに武器のローキックをけり込んで意気込んだ。

 クラウスもムエタイ出身で、“貴公子”の愛称を持つ欧州最強の技巧派。ワールドMAXの王座に就いた02年は、決勝で魔裟斗に勝った。武田も打倒・魔裟斗を目標にしていただけに、自ら引退試合の相手に指名した。

 引退の花道に、歌手の長渕剛から応援歌の入場曲をもらった。「ジムへの往復に車の中で聴いてます」と上機嫌の武田。“ラストサムライ”の超合筋ファイトを誓った。 (山崎照朝)

 

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