女優の常盤貴子(37)が20日、交際中だった劇作家で俳優の長塚圭史(34)とこの日入籍したことを発表した。午後7時に双方の公式HPで「これからは二人、魂をしっかりと結び、ゆっくりじっくりと歩んで参ります」と報告した。2人は03年公開の映画「ゲロッパ!」での共演をきっかけに知り合い、6年間の恋愛の末ゴールインした。
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常盤と長塚はこの日午前、関係者を通じて都内の区役所に婚姻届を提出し、正式に夫婦となった。夜には双方のHPで「本日10月20日に入籍いたしました。実に晴れ晴れしく、頼もしい気持ちでいっぱいです。これからは二人、魂をしっかりと結び、ゆっくりじっくりと歩んで参ります」と報告した。
絆(きずな)を強調する文面には、東京とロンドンの遠距離を乗り越え、6年愛を成就させたという思いがある。人気演劇集団「阿佐ヶ谷スパイダース」を主宰し、俳優のみならず演出家などとしても活躍する長塚と常盤は、03年、映画「ゲロッパ!」での共演で出会い、交際をスタート。結婚目前といわれていた。しかし長塚は昨年から文化庁が若手芸術家を派遣する「芸術家在外研修員」として1年間、英国へ演劇留学。一転、1万キロに及ぶ遠距離恋愛に。
しかし、常盤もその間、NHK大河ドラマ「天地人」や3部作の大作映画「20世紀少年」に出演。現在公開中の映画「引き出しの中のラブレター」にも主演するなど女優として飛躍を遂げた。
常盤は仕事の合間に何度か渡英しサポート。長塚も一時帰国した際に、両家のあいさつや事務所への報告を済ませるなど着実に前進。長塚が10月に入って留学を終え帰国し、一段落ついたタイミングでのゴールインとなった。
関係者によれば、挙式・披露宴は未定。常盤は妊娠していないという。また、長塚の父で俳優の長塚京三(64)も2人を祝福しているという。