韓国 Kさん (30才)
私は2001年観光ビザで(15日間滞在)日本に来ました。日本に来て新宿の民宿で泊まりましたがガバンを無くしてしまいました。
そこには財布とパスポート等が入っていました。私は不法滞在をしながらお金を稼ぐために仕事をするつもりでしたので
警察に紛失の届け出を出さずにいました。2005年、韓国に帰国するため東京入管に出頭しました。
しかし、入管の調べでは、私は2001年(日本に来た年)すでに韓国に帰った事になっていることが分かりました。
(紛失した本人のパスポートを利用し、他人が韓国に入国した)入管から「貴方は他人になりすまして再入国してはないか、
自分の旅券を他人に売ったか、」等を調べられました。私が2001年以降、日本に居た事を証明出来る書類が必要だと言われました。
(韓国の出入国証明書・戸籍・日本で撮った写真・本人名義の貯金通帳・領収書・給料明細書等)
しかし、このような書類を捜すのに大変苦労をしました。そのため何回も入管に出頭しました。
約 2ヶ月間の調べを受けた後、韓国に帰れる許可をもらいました。入管前に出ていた張と言う旅行会社の人にいろいろ助けられました。
韓国 Yさん (61才)
十数年前に日本にきて不法滞在をしました。体力もなく病気になりました。
入管に来て帰国の申請をしました。旅券をいつなくしたのか分からなく、その代わりに戸籍謄本を持って来ました。
日本語が分からなく困っていましたが旅行会社の人が書いてくれました。領事館で申請できるよう入管で緑の紙をもらいました。
1週間後、旅券が出来上がりました。その旅券をもって2次審査を入管で受けました。
帰国日を決めてくれました。入管に来てから4週間掛かりました。私のように旅券がない人は証明できる
「戸籍謄本・住民登録謄本・住民登録証」中いずれ本物が必要です。(コーピ、FAXは出来ません。)