2009年10月21日 13時41分更新
岡山県の経済や県の財政の健全性に対する民間の調査会社による格付けは、ことし5月の時点と同じ、上から3番目の「AA」で今後の先行きについても「安定的」という評価になっています。
岡山県では、発行する県債の信用力を高めるため、経済や県の財政の健全性について、平成19年度から民間の調査会社「格付投資情報センター」による格付けを受けています。
このほど発表された調査結果によりますと、岡山県の格付けはことし5月の時点と変わらず、21段階の評価のうち上から3番目の
「AA」でした。
今回、「AA」と評価した理由について「格付投資情報センター」は、行財政改革を断行し将来的に巨額の収支不足を解消できる見込みであることや、チボリ公園の事業にかかわる追加的な財政負担が限定的なことなどをあげ、今後についても横ばいを意味する「安定的」としています。
岡山県では「経済情勢が依然として厳しい中で、県の行財政改革の成果が今回の評価につながっているのではないか」と話しています。