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靖国:麻生前首相ら国会議員54人が参拝

 麻生太郎前首相など日本の国会議員54人が20日一斉に靖国神社を参拝した。この中には、中曽根弘文前外相、浜田靖一前防衛相、古賀誠元自民党幹事長など、麻生太郎内閣で党政の中枢を担った人物が多数含まれている。谷垣貞一現自民党総裁も、自民党総裁としては3年2カ月ぶりに参拝した。

 参拝した議員らは大半が「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の所属で、この日靖国神社の秋季例大祭に合わせ参拝した。麻生前首相は、外相と首相に就任していた2007-08年には韓国・中国との関係を考慮して参拝せず供え物のみ奉納していた。

 しかし、鳩山由紀夫首相、小沢一郎民主党幹事長など民主党政権の閣僚と主要幹部は参拝しなかった。鳩山首相は就任前から、首相はもちろん閣僚も参拝しないようにするという方針を表明してきた。田名部匡省元農水相など民主党所属議員の中には参拝した議員もいた。

 「参拝する国会議員の会」の幹事である尾辻秀久元厚労相は「首相が必ず参拝しなければならないのに参拝しないのは大変遺憾だ」と述べた。

東京=辛貞録(シン・ジョンロク)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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