☆ね年…一碗の食、一歩の足跡に天地の真理あるを悟って吉運
☆うし年…春の太陽のごとき温かさで人にも物にも接せよ
☆とら年…二重の用心は一重の用心にまさる。念には念を入れて妙果あり
☆う年…月夜に香をたいて坐せば、万慮すべて忘る。妄念去って大安楽
☆たつ年…口を軽くし腰を重くすれば信頼がなくなる
☆み年…足ることを知る者は大富長者。本日不足の念を払え
☆うま年…腐った木には彫刻ができないように、怠け者は取り返しがつかぬ
☆ひつじ年…悲観すべからず、泣き面にハチという。笑顔をもって凶を吉へ
☆さる年…涙は原始的なものだ。老人になれば原始人に帰る。優しくすべし
☆とり年…耳を開いて口を閉じておれば、思わぬ開運あり
☆いぬ年…財産ある者は己を誇って他を裁く。災いこれより起こるを知れ
☆い年…罪は凝視するのみではつぐなわれず。転向して新生する時救済あり
(松雲庵主)