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列車通過中、踏切開く JR函館線 車輪空転防ぐ砂散布で誤作動? (10/21 07:18)

 【森】20日午後6時25分ごろ、渡島管内森町のJR函館線赤井川駅構内の鹿部道路踏切で、函館発長万部行き普通列車が通過する前に遮断棹(かん)が上がるトラブルが起きた。付近では同日、ぬれ落ち葉による列車の車輪空転が相次いでおり、JR北海道は空転防止の砂をまいたことで踏切の列車通過検知装置が誤作動した可能性があるとみて調べている。

 列車は踏切を約20メートル通過して緊急停止した。通過車両はなく、乗員・乗客31人にけがはなかった。

 函館線では同日午前11時45分ごろと午後2時20分ごろ、渡島管内七飯町の大沼公園駅と森町の駒ケ岳駅間で、函館発森行き普通列車などの車輪が雨と強風でレールに張り付いた落ち葉に滑り空転。低速運転を強いられたため特急2本を含む6本が最大約50分遅れ、約500人に影響した。

 このほか石北線でも午後4時半ごろ、網走管内遠軽町の丸瀬布駅と下白滝駅間で、遠軽発旭川行き普通列車の車輪が落ち葉に滑り空転。後続を含む普通列車4本が運休、約60人に影響した。

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