 |
2009年10月20日(火) 19:15 |
|
 |
オーストラリア大使がうどん店視察
香川県の食文化を支えるうどんですが、この原料となる小麦はほとんどがオーストラリア産です。 そのオーストラリアの駐日大使が初めて香川県を訪れ製粉会社やうどん店を視察しました。
香川県を初めて訪れたのはオーストラリアのマクレーン駐日大使です。 大使はまず、坂出市にある製粉会社を訪れ小麦の製造工程を視察しました。 香川で生産されるさぬきうどんの約9割には、オーストラリアが讃岐うどん用に開発した小麦粉ASWが使われています。 大使は工場の担当者からASWを使った小麦粉の製品が80種類あるなどの説明を受けていました。 大使はその後、高松市内のうどん店を訪れ手打ちうどんを視察しました。 東京では月に2度はうどんを食べるということですが、実演を見たのは20日が初めてです。 さぬきうどんに欠かせないオーストラリア産小麦ASWは、2年前、干ばつによる不作で、価格が30%上昇しました。 原油高なども重なり、うどんを値上げする店があいつぐなど大きな影響を受けました。 ASWは、去年は豊作でこの春、2年ぶりに価格が約10%下がりました。 大使はオーストラリア産の農業製品の安定供給に繋げるためにも、今後も日本各地の農業現場を視察したいと話しています。
|
|