先日、インフルエンザが猛威を振るう中
娘の運動会がありました。
その小学校はかなり力を入れているらしく、
人間ピラミッド等の組体操やら騎馬戦やら
色んな種目がありました。
そんな中、ふと気づき
ずっと気になったことが一つ。
それは、かけっこで1人も転ばなかったこと。
(二人三脚では何人かいましたが)
昔は、かけっこで転ぶ子って結構いたように思うのだけど。
これは
転ぶほど必死で走ってないということなのだろうか(;^_^A
ゆとり教育と言われて久しいが、
教育の現場が
子供達に無理をさせなくなっている一つなのだろうか?
----------------------------------------------------------
最近は、世の中的にも
歯を食いしばって必死に何かをやるというのは
あまりはやらないように思う。
僕自身、根性論を前面に押し出すことは
少ない方だけど、
周りが見えなくなるほど
何かを必死に取り組むということは
とてもいいこと、うらやましいことだと思う。
かけっこの例で言うと
自分が転ぶ時に自分だけでなく
周りを巻き添えにしたりして周りに迷惑をかけることもあるのだが、
それも含めて
特に小さい頃にはやらせるべき。
新人時代にはやってみるべき。
自分が痛い思いをしたこと、
他人に迷惑をかけたこと、
それらの失敗が胸に刻まれて
自分の限界を知ることにもつながる。
このことが、逆説的だが
強い自尊心を作っていくために
とても必要だと思うからです。
この年になった僕が
脇目も振らずにイケイケで突っ走るのは
自重して下さいと言われることもあるが、
小さい時や若い時は
転んでケガをする大切さを身につけるチャンス。
転んでしまったら
次から転ばない方法を考えればそれでいいこと。
転ぶ事のないようなスピードでそろりそろり進んでいっている人生を
僕は順調な生き方とは思えないのです。
----------------------------------------------------------
さて、うちの娘はというと
足がすり傷だらけ。
僕が何も言わなくてもかなりこけまくっているようで、
この点彼女に関しては心配なさそうだな、と
親バカながら思っていますf^_^;