フィンケ監督去就は残り「5試合」で判断
浦和の信藤健仁チーム・ダイレクター(49)は、フォルカー・フィンケ監督(61)の来季去就問題について今季終了までの内容を見て判断する意向を示した。
橋本光夫社長(60)は0―2で敗れた11日の天皇杯2回戦松本山雅FC戦後に、17日の新潟戦、25日の大宮戦の2試合を見て指揮官の来季の契約更新を判断することを示唆した。しかし、信藤TDは「残り5試合が大事。勝つだけじゃなくて内容も見ることになる」と話した。指揮官の契約更新は11月初旬までに判断する予定。ただ橋本社長は、ACL出場権が獲得できる3位以内を今季の目標に設定しているため、信藤TDとしては監督の去就問題を棚上げして、チームを残り試合に集中させたい考えだ。
もちろん監督の去就問題が先送りとなったとしても負けられない状況に変わりはない。3位のG大阪との勝ち点差は4。今後も一戦一戦が正念場となりそうだ。
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