2009年10月21日
不同意治験 国循再発防止策に遺族が反発
国立循環器病センター(大阪府吹田市)で患者側の同意を得ないまま補助人工心臓の治験(臨床試験)が続けられ、患者の少年=当時(18)=が昨年春に死亡した問題で、同センターは20日、外部委員らによる事例調査委員会(委員長・上田裕一名古屋大教授)が6月にまとめた報告書を受け、再発防止策をまとめた文書をホームページで公表した。
患者・家族との意思疎通のため、研修で医師や病院職員の資質向上を図ることなどを掲げている。
これに対し少年の遺族側は、文書には治験の問題点の検証が欠落しており、報告書の指摘を正面から受け止めていないとして、センター側の対応を批判。少年の母親は「一言の謝罪もない文書を示されても受け取ることはできない。私たちの思いが無視され、耐え難い気持ちでいっぱいです」とするコメントを出した。
(2009年10月21日 07:42)
タグ:不同意治験, 国立循環器病センター, 補助人工心臓
Category:社会
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