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バイオラバー : 山本化学工業
最終更新日 2009/08/10
魔法のじゅうたん~化学が生んだ新たな効果~
空は飛べないけれど、
毎日乗る事で、何か変化が起きてくる。
体に装着!
効果を体感するのはあなた自身です。
あなたは信じますか?
『体にフィットさせるだけで、体に変化が起きてくる素材』

それが魔法の素材【バイオラバー】なのです。
2007年秋、日米の医療学会で数多くの正式発表を行い高い評価を得ました。
世界的な科学誌「サイエンス」「ネイチャー」にもバイオラバーの効果は
取り上げられています。

【バイオラバーの特徴】
・石油ではなく鉱物で人体にやさしい
 ラバーは基本的に石油から作られています。しかし『バイオラバー』は、
 炭酸カルシウムを99.7%以上含む高純度の石灰石がベースとなっています。

・バイオウェーブが発信される
 貴金属鉱物を混入させる事によって、人体に高影響を与える
 バイオウェーブ(4~25ミクロンの赤外線)を発信させます。

更に装着後の体温や血糖値の変化などの臨床実験の結果。
温熱効果を始め、NK細胞(※1)を活性化・インスリン非依存型の
糖尿病にも効果がある事を実証する事に成功したのです。

バイオラバーは、人体や太陽エネルギーからの電磁波を
いったん内部で受け止め、有益な電磁波だけを増幅し放射します。
また未来科学・量子物理学の分野でも研究が急速に進んでいます。

多くの研究で成果を実証された「バイオラバー」
解けない魔法にかかってみませんか?

※1 殺傷力が高く、体内をパトロール。
   ガン細胞やウイルス感染細胞を単独で直接殺す。
セレンディピティー(Serendipity) ~“円高”に学んだ発想の転換
代表取締役社長
1959年大阪・天王寺生まれ。
近畿大商経学部卒業。在学中、米フロリダ州国際大に留学し、多国籍企業論を学ぶ。1981年に山本化学工業に入社。その後父、敬一さんの後を継ぎ1984年に社長に就任。趣味は少林寺拳法!
『1984年、当時社長山本敬一(現会長)60歳を期に会長へ。山本富造(現社長)当時25歳社長就任』突然の社長交代劇だ。

当時の山本化学工業は、輸出比率90%。
1985年9月「プラザ合意」前は、1ドル=242円だったのが、わずか2年後の1987年10月1ドル=120円
山本化学工業の痛手は、火を見るより明らかだ。
そんな中、目の前の状況を否定することなく受け入れ、冷静に何をすべきかを考えた一人の男がいた。

その男の信念は、偶然ともとれる度重なる人の出会いを演出し、後に、ネイチャー (Nature) (世界で最も権威のある総合学術雑誌のひとつ)にも取り上げられる大発見を生み出すことになる。
セレンディピティー(Serendipity) とは、「思わぬ発見をする特異な才能」のこと。
その男は、まさに、セレンディピティー(Serendipity)を有していた。

発想の転換が生んだ、魔法の開発ストーリーを追った-。
【バイオラバー開発秘話、それは円高から始まった】
時は、1986年8月。

一年前の1985年9月「プラザ合意」が山本化学工業を突然苦境に立たせることになる。
プラザ合意以前は、1ドル=242円だったのが、わずか2年後の1987年10月には、1ドル=120円になる。
(1995年4月19日、1ドル=79円75銭を記録)

“輸出比率90%”の影響がどれだけあったのか計り知れない。

当時27歳の山本は、思った。

「これは、この状況を否定しないで受け入れるしかない。
今までの延長線上には、答えはない。無理だ。今までの発想を変えよう」

ある面、開き直りに近い状態になった。

「今はチャンスかもしれない。一見すると悪い状況のようだか、今までの考え方・やり方を変えられるチャンスだ!
かえっていい状況が続くことは、危険であり脅威だ。むしろ円高はラッキーだ!」

しかし、この“発想の変換”がのちに、今までになかった【健康・医療分野】で活躍する商品が誕生することになる。

1986年8月バイオラバー開発開始-。
【『元気君は元気かい?』悔しさが“データ主義”を生む】
開発は、順調だった。

「バイオラバーで、30秒から10分の間に、血流が良くなる!」
30代~70代の3600人の人たちの感想だった。

山本は、すぐに動いた。
知人・取引先に、紹介して回った。
「この素材は元気になるんです!!!」

しかしながら、周りの反応は冷ややかだった。
山本の耳にもすぐに届いた。
「山本さんの息子は大丈夫か?」
「宗教かオカルトだよね~」
「まゆづばものだ」
「元気君は元気してるか?」

当時を振り返り、現在に至るまで“一番つらかった”時期だ。

「悔しかった…」

その悔しさがのちに、山本化学工業の開発ガイドラインになっている。
「第三者機関で試験し、事実(誰が見ても同じ)広告しかしない」という潔癖なデータ主義を生んだ。
【生きがい療法、伊丹仁朗先生との出会い『バイオラバーは魔法のじゅうたん』】
転機は突然現れた-。
ある日、いきなり電話がかかってきたのだ。

<プルルルル・プルルル・プルルル…>

伊丹と名乗る男からだった。
『岡山倉敷で、癌の治療をしている医者です。医学的に完治が難しいとされていた患者さんが治っているという事例を調べていくと、共通点が“バイオラバー”だったんです…。一度話を聞きたいのですが…』

嘘だと思った。

しかし、偶然にも次の日の新聞に
『がんに負けずにモンブラン登山』という記事を見た。
伊丹先生のことが書かれていた。

本物だった。

伊丹仁郎先生は岡山県倉敷市で【生きがい療法】を提唱されている先生だ。
生きがい療法とは、趣味や好きなことなど、今できることに最善をつくし、生きる喜びが最良の治療になる一という考え方だ。

その後、共同研究が始まった。
バイオラバー使用した実験では、ガン細胞やインフルエンザなど、ウイルス感染細胞や細菌を見つけると、単独で直接殺してしまうナチュラルキラー細胞【NK細胞】※が活性化し、約二倍になることが分かってきた。
しかし、対策できる“がん細胞”は14/100個。あと86個は、何にも変化はなかった。

ナチュラルキラー細胞【NK細胞】とは…
①ナチュラルキラー細胞は文字通り生まれついての殺し屋。
 殺傷力が高く、常に体内を独自でパトロールし、ガン細胞やインフルエンザなど、ウイルス感染細胞や細菌を見つけると、単独で直接殺してしまう。
②ナチュラルキラー細胞が欠乏すると、ガン、後天性・先天性免疫不全症状、慢性疾患、感染症、自己免疫疾患、遺伝子疾患、行為障害などの疾病に罹りやすい。
③ナチュラルキラー細胞の活動があまり活発でない若者はガンに罹り易い傾向があり、加齢と共にナチュラルキラー細胞は減退、病原体を攻撃する機能も衰える。
④ストレスに継続的にさらされると、ナチュラルキラー細胞の活動が停滞しガンなどの進行が加速され、他の免疫機能に影響をおよぼす。
(免疫の重要性および、がん予防・生活習慣病・アレルギーなどの対策のために、免疫力を高めるための方法を解説している「免疫プラザ」より引用)


その後も、伊丹仁朗先生は、講演会などで『バイオラバーは魔法のじゅうたん』とバイオラバーを推奨している。
【兵庫医科大学、島博基先生との出会い~ある有名百貨店外商がつないだ奇跡】
そして、また偶然の出会いが待っていた…。

ある昼下がりの午後、ある有名百貨店の外商が、たまたま、島博基教授の研究室にいた。
少しばかりの雑談に花を咲かせていた。
先生は“外気功”を嗜む。
その不思議な世界に目を丸めていた外商マンが、午前中に行った山本化学工業のバイオラバー、魔法のじゅうたんの話をした。
島博基教授が前のめりになった…。
「是非紹介して欲しい」
すぐに連絡を取り、会う日が決まった。

そして、ある一つの話題ですぐに距離が近くなった。
2人は、少林寺拳法をやっていたのだ。
山本は、すぐさま、バイオラバー≪2000年1月素材特許取得≫の説明をした。
「これは、面白い!捜し求めていたものだ!」
すぐに研究が開始された。

結果は周知の事実である。
2008年6月23日には、nature発表【世界で最も権威のある総合学術雑誌のひとつ】。
インターネットを通して、世界中に配信された-。

====================================
■2004年6月 島教授(医学博士)ガン抑制力の記者発表
■2005年05月13~17日 米国臨床腫瘍学会(ASCO)
 ガン抑制遺伝子等を活性化させるガン死滅の新療法開発
■2007年2月23~24日 米国ガン治療学会(ASCO)
 活性化ゴムレジン(バイオラバー)を活用した最新ガン治療法開発 学会正式承認。
■2007年10月4日 日本癌学会
■2007年10月24日 日本癌治療学会
 活性化ゴムレジン(バイオラバー)でヒト癌細胞の抑制を培養テスト・生体内テストで確認-。
【バイオラバーの開発から学んだこと~完成製品そのものは50%でしかない】
1986年8月の開発開始から長い月日が経った。
この開発ドキュメンタリーを振り返り、山本はいう。

「中小企業の製品開発では、まずロングセラーが可能なものでないといけない。中小企業は開発だけに注力できない」

重要な視点は、商品開発のプロセスを100とすると
 ① 50%がハード:製品そのもの。
 ② 50%がソフト:効果性証明(25%)と説明(25%)
であるという。

「中小企業は①のみに偏り、②を軽視しているような気がする」

事実、薬局などでバイオラバーの使用方法や細かい説明を販売員やユーザー向けに実施している。
その数、およそ年間5000回。8名の専属スタッフで行っている。
専属の開発スタッフが0名(兼任7名)と比較するとパワーバランスが窺える。

海外比率も約40%程度となった現在、
世界の90%以上のシェアを誇るトライアスロンスーツなどの【スポーツ分野】とともに
【健康・医療分野】が世界へ向けたがん治療・予防法になり、多くの人に朗報になることは疑う余地がない。
25歳で社長を引き継いだ山本は、まだまだエネルギーに満ち溢れている。

今後の山本の夢は、世界の90%以上のシェアを誇るトライアスロンスーツなどの【スポーツ分野】とバイオラバーをはじめとする【健康・医療分野】などの融合だ。
予防医学の世界では、運動療法と食事療法であるといわれる。まさに、スポーツそのものが健康に寄与することは言うまでもない。

「高齢者が運動できやすいバイオラバー素材のウエアなど広く“人間サポート”を事業領域にしたい」と語る。

新分野ポテンシャルの高い分野へも積極的に進出していく構えだ。
日本の高齢化社会を楽しくする挑人・山本の挑戦は、今始まったばかりだ。
人間サポートを事業領域にしたいと語る山本。
人を幸せにする素材(商品)・人(社長・社員)・会社
見よ。これが加工までの原料だ。(秘)
いいものだから薦めたくなる。
バイオラバー紹介本・雑誌の数々。
必見!!!

これがゴムの塊です。
なんの変哲もないものですが、それがとんでもないソリューションを提供しちゃうから
驚きです。

オリンピックで金・銀・銅を独占しちゃったり、癌が治っちゃったり、
本当に魔法のようなお話です。

今回、お話をお伺いしてその強さの秘密がわかったような気がします。
それは、間違いなく、山本社長のものの見方・考え方です。

【山本社長語録(取材中)】
・環境を否定しないで、まず受け入れる。
・大変というな。「本当に大変だったらやめろ」
・今いい状況だったら警戒する。危機だと思う。
・迷ったら原点にかえること。
・直感に頼ること、知恵を使うこと。
・最近の人は、情報がありすぎて混乱している。知識だけ。
・化学も英語も嫌いだった。だから知恵が使えた。
・商売の基本は、『アームスレングス(互いに腕が届く状態)』
・農耕民族と狩猟民族。“市場を育てる”のは農耕民族。
・台風がきても地震が来ても、逃げないでしょ。移住しない。
・尊敬する経営者は、越後正一(伊藤忠商事・中興の祖)

                       ・・・などなど

そんな山本社長の考え方が会社にそして商品にのりうつっているような気がしました。
そんな商品を使った人が幸せになる…
商売の基本を垣間見た【会社訪問】でした。ありがとうございました!


会社名山本化学工業株式会社
URLhttp://www.yamamoto-bio.com/
設立1964/5/1
代表者山本富造
資本金1000万円
商品分類素材 - 化学・ゴム
従業員数60 名
事業所大阪府大阪市生野区中川5丁目13-11
お問い合わせ先執行役員営業部担当 : 森本 雅彦
お問い合わせ電話番号06-6751-6134
お問い合わせ FAX 番号06-6751-6136
経営理念
8000万年前の岩石との出会い。それがヤマモトの原点でした。
いまからおよそ8000万年前、ハワイにあった岩石が、膨大な時間の経過のなかで地殻変動を繰り返し、現在の新潟県・黒姫山にたどりついたといわれています。この岩石の眠りを目覚めさせたのが、私たちであり、私たちもまたこの岩石に魅了されて次々と新しい事業を起こしてきました。炭酸カルシウム含有率、99.7パーセント。奇跡ともいえるほど不純物の少ないこの岩石から、私たちは高品質のラバーを生み出しました。それは、スポーツ、メディカル、ファッション等の分野で次々とマテリアル革命を巻き起こしながら現在に至っています。そしていま、私たちはそのラバーに新たな生命を吹き込みました。テクニカルラバーからバイオラバーへ。また新たな活動領域が、ここから始まろうとしています。
主な事業
【取扱品目】
ダイビング及びウィンドサーフィン用
ウエットスーツ素材
水着用素材
メディカル用及びスポーツ用サポーター素材
バイオラバー素材
サバイバルスーツ用素材(米国UL認定)
耐放射線防護用素材(厚生省認可)
誘電性発泡体ゴム素材
各種超軽量発泡体グリップ
独立発泡体化粧用パフ
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