2009年10月20日 22時46分更新
愛好家が育てた菊の鉢植えや盆栽を集めた毎年恒例の「おかやま菊花大会」が岡山市で開かれています。
この大会は県内の菊の愛好家たちでつくる「おかやま菊花協会」が毎年この時期に開いているもので岡山市北区の烏城公園には愛好家36人が育てた鉢植えや盆栽などおよそ700鉢が展示されています。
このうち16の鉢植えに植えられた赤、白、黄色の3色の菊を並べて全体の美しさなどを競う部門ではそれぞれ直径およそ20センチもある大輪の菊の花が訪れた人の目を引いていました。
また、菊の高さが通常の3分の1ほどの50センチから60センチになるよう成長を調整した菊も展示されていて場所を取らずに観賞できることから愛好家の間で人気があるということです。
ことしは夏に雨が多く生育が遅れたものの9月以降、気温の高い日が続いたため平年並みの出来栄えになったということで、会場を訪れた人はカメラなどを手にじっくりと眺めていました。
「おかやま菊花大会」は11月4日に出来栄えを競う審査が行われ、11月14日まで展示が行われます。