剛竜馬さんのひつぎを運ぶアニマル浜口さん(右前から3人目)=神奈川県厚木市の県央会館
敗血症のため18日に53歳で死去したプロレスラーの剛竜馬(本名・八木宏)さんの葬儀・告別式が19日、神奈川・厚木市内でしめやかに営まれ、国際プロレスの先輩にあたるアニマル浜口氏や鶴見五郎らが参列した。
戒名は観照宏徳信士で、剛さんの死に顔は安らかで、ひつぎにはプロレスバカTシャツや、喪主で長女の千秋さん、妻の幸子さんら遺族が作った家族写真のコラージュが納められた。
遺体に「剛ちゃん、よく飲んだよな」と話しかけた浜口氏は「最後にタッグを組んだとき(それぞれの決めゼリフの)『ショアッ!』、『気合だ!』でものすごく盛り上がったのが今でも目に浮かぶ。いろいろなものを作ってやっていく才能があった。長生きして活躍してほしかった」と、早すぎる死を悼んだ。
(2009年10月19日)