【第6回】 2009年10月15日
鳩山首相の「丁寧すぎる」言葉使い
粗暴気味な麻生前首相と
丁寧すぎる鳩山首相
鳩山由紀夫首相の発言に敬語や丁寧語が多い。多過ぎると感じるときもある。
麻生太郎前首相が粗暴とも言える荒々しい発言を持ち味としていたので、鳩山首相の発言も今のところ好感されているようだ。
しかし、政権が上昇気流にあるときはいいが、雲行きが変ると首相の言葉使いに対する受け止め方も変るだろう。
麻生前首相の言葉使いも政権発足当初はさほど問題にされなかった。だから、本人が言い振りによって人気を高めていると錯覚したとしても不思議ではない。
鳩山内閣の高支持率も、鳩山首相の言葉使いが貢献しているわけではない。粗暴気味の麻生節が終ったことは歓迎されているだろうが、それ以上ではないだろう。
多過ぎる敬語や丁寧語は
発言と政権維持をブレさせる
さて、敬語や丁寧語が多過ぎると、「まわりくどい」とか「解りづらい」という印象を与える。“いんぎん無礼”という言葉があるが、何か聞き手が小馬鹿にされているような感じを持つこともある。
鳩山首相の言葉使いは、相手に対する最大級の敬意を表そうとする努力によるもの。それが「過ぎたるものは及ばざるがごとし」の結果に終れば、本人にはこれ以上に不本意なことはない。
また、失言やブレを恐れるあまり、敬語や丁寧語で発言をつなぎ、発言の意図をぼかそうとしている面もあるだろう。そんな発言手法も今のうちに変えたほうがよい。
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著者プロフィール
- 田中秀征
(元経済企画庁長官、福山大学客員教授)
1940年長野県生まれ。東京大学文学部、北海道大学法学部卒業。
83年、衆議院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。
細川政権発足時、首相特別補佐。第一次橋本内閣、経済企画庁長官。
現在、福山大学客員教授、「民権塾」塾長。
この連載について
かつて首相特別補佐として細川政権を支えた田中秀征が、期待と不安に溢れた民主党新政権の動向を鋭く斬り込む週刊コラム。未だ未知数である民主党政権の政局をウォッチしていく。
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