秋の新聞週間(15~21日)に合わせ、在京新聞社などによる東京地区新聞公正取引協議会は19日、千代田区のJR有楽町駅前で、毎日新聞などの一般紙とスポーツニッポンなどのスポーツ紙計12紙の試読紙3600部を無料配布した。秋の新聞週間に試読紙を配布するのは初の試み。
駅前では、各社のロゴが入った法被を着たキャンペーンガール12人が「新聞週間のキャンペーンです」「読み比べてみてください」などと声をかけながら、毎日新聞などの入ったクリアファイルを通行人らに手渡した。
さまざまな試読紙を手にした千葉市の会社員女性(56)は「せっかくなので、今回は読み比べてみようかな」と話していた。
同協議会の佐藤吉和事務局長は「キャンペーンは、自分に合った新聞を探してもらういいチャンス。できれば来年秋も続けていきたい」と語った。【田村彰子】
〔都内版〕
毎日新聞 2009年10月20日 地方版