統一教会和歌山教会から押収物を運び出す捜査員=20日午後1時3分、和歌山市黒田 特商法違反容疑で統一教会捜索 和歌山和歌山県警公安課などは20日、不安をあおって高額な印鑑を販売したとして特定商取引法違反の疑いで、世界基督教統一神霊協会(統一教会)和歌山教会=和歌山市黒田=と、印鑑・健康食品販売会社エム・ワン=同市太田=など6カ所を家宅捜索した。 公安課はエム・ワンの70代と50代の従業員だった女2人から事情を聴いており、容疑が固まり次第逮捕する方針。同社が統一教会と関係があるとみて調べている。 同課によると、昨年3月下旬、従業員だった女2人は共謀し、知り合いの市内の50代の女性会社員に姓名判断すると言って会社に勧誘。「悪い運が付きまとっている。運命を変えるためには印鑑を作ることです」などと数時間にわたって不安をあおり、3本セットで約110万円の印鑑の購入契約を結ばせた疑いが持たれている。 【共同通信】
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