北朝鮮の外務省が「横田めぐみさんの遺骨」に関して「夫が自分の妻でもない別人の遺骨を日本側に手渡したということは想像だにできない」とし、経済制裁を主張する「日本の極右勢力」を非難する談話を発表した。不可解な談話だ。なぜ遺骨が別人のものだったのか分からないなら「夫」に問い質せばよい。
このことは、経済制裁が北朝鮮に対してすでに有効な圧力として機能していることを意味する。北朝鮮は経済制裁を避けたいなら何らかの措置を取らなければならない。しかし、日本政府が経済制裁をちらつかせるのは脅迫まがいのやり方であって、北朝鮮が核開発で周辺国を脅迫しているのと変わらない。やめるべきだ。
北朝鮮とは関係ないが、今週は一つ嬉しいニュースがあった。立川自衛隊監視テント村の活動で自衛隊官舎に反戦ビラを配り、逮捕された3名について、八王子地裁が無罪判決を下した。3名のうちには、当サイトの掲示板になんどか投稿してくれたことがある大洞俊之さんも含まれていた。内容的にも完全勝利と言っていい判決のようだ。
投稿者 kazhik : 2004年12月18日 08:23ご無沙汰してます。無罪を勝ち取ることができました。いくつか問題点もあるんですが、大旨は完勝と言っていいと思います。全勢力をこの問題につぎ込んでいて、なかなか例の連続講座にも行けなかったですね。石丸次郎さんの話は聞きたかったが。そう言えば12/12に福岡で講演やったんですが、前夜「北からきた少女」をホテルで見ました。お母さんと生活できるようになって本当に良かったと思います。改めて問題突きつけられた気もする番組でした。
三多摩では米国の世界支配の話がテーマだったけど、太田昌国さん呼んだ集会で「拉致問題をどう考えたらいいのか」という質問が出ました。講演者本人は言いにくそうでしたので司会(私)から「拉致異論」を積極推薦しちゃいましたよ。
AMLでも横山恵さん(何者?救う会の人らしいが)の投稿がにぎわせてますね。引用ばかりでご本人の言葉・考えらしいものがないですけどね。いずれにせよこの問題さけられない。また、チャンスあれば集会で会いましょう。
自分も稚拙ながらこの秋HPを解説しました。いずれ朝鮮半島問題のこともふれていこうと思います。
大洞のコメント(2004年12月18日 09:36)
こんにちは。無罪判決、改めておめでとうございます。
ブッシュが再選されてしまい、まだしばらく戦争がつづくのだろうと思います。立川自衛隊監視テント村が本来の活動に戻れればいいですね。
「BORAのホームページ」はときどき見にいくことにします。フラメンコのページにも期待。
kazhikのコメント(2004年12月19日 09:28)
北朝鮮・チベット・中国人権ウォッチ−東北アジアの全ての民衆に<人権>の光を!からのトラックバック(2004年12月26日 08:52)
>大洞さん、kazhikさん
太田昌国について。
URLの「「北朝鮮へのまなざし」を考える連続講座」で、彼の話を聴いたことがあります。
「拉致問題より、今の日本の状況の方が問題」という、彼の認識は、賛成できないものの、彼なりの意見として尊重しましょう。
しかし、以下のことは事実として指摘しておきます。
URLの「〈特別企画〉(第11回)拉致被害者の人権回復を! 12・12 被害者家族と交流する集い」の終了時。
特定失踪者の大澤孝司さん・山本美保さんの拉致認定を求める署名を求める我々(ご協力頂いた皆様、遅ればせながら御礼申上げます。ありがとうございます)の前を、彼は足早に立ち去りました。一顧だにすることもなく。
何の用事があったにせよ、たかだか30秒立ち止まって署名する時間も無かったのか?
「拉致被害者との連帯」を書いていたはずなんですけど>太田昌国。
「拉致異論」という本の値打ちを、私は著者本人の行動により判断します。
ちなみに彼が通り過ぎた後ですが、講演者の増元照明さんも「僕も署名していいのかな? 」と協力してくださったんですけどね……。
もちろん、喜んでご協力頂きました。
★ちなみに署名用紙は、下記URLからダウンロードできます。
「ウヨクの署名じゃないよね?」と確認してから署名して下さった方もいらっしゃいました。もちろん、署名用紙の文面を読んで頂いてから、書名を頂きました。
大澤孝司さんと再会を果たす会
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/takashi-o/
Liberatorのコメント(2005年1月22日 12:31)
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