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2009年10月19日(月) 19:30 |
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医療従事者を対象に予防接種始まる
岡山、香川で医療従事者を対象にした新型インフルエンザの予防接種が始まりました。 しかし、19日になってようやくワクチンが到着したところも多く病院は朝から対応に追われました。
午前9時過ぎ、岡山市民病院にようやくワクチンが届き、病院は、朝から対応に追われました。 市民病院で予防接種を受けるのは、医師全員と感染の危険性が高い救急外来や内科の看護士などあわせて118人。 19日朝は112人分のワクチンが届いたということで、午後1時から予防接種が始まりました。 勤務の都合などで19日に受けられない医師らについては、20日以降に接種が行われます。 岡山市の川崎病院が希望していたのは、職員600人分ワクチンで昼前、届いたのは240人分でした。 川崎病院は、予防接種について市民からの問い合わせも多く、接種の回数を決めるなど行政の対応を早くしてほしいと話します。 予防接種について、厚生労働省から岡山県に接種回数はまだ決まっておらず、検討中であるという連絡があったということです。 優先して予防接種を受けられるのは医療従事者や妊婦などで岡山県の対象者はおよそ81万人。 岡山県では、今後国の方針が示されるのを待ち冷静に対応していきたいと話しています。
香川県でも、35の医療機関で、医療従事者へのワクチン接種が始まりました。 高松市民病院では、医師と看護師250人余りの他、消防署の救急隊員など合わせて635人に、来月2日までに接種が行われる計画です。 しかし、これまでに届いたワクチンは約280回分で、1人に1回接種した場合でも希望者全員には行き渡りません。 香川県内には約600の医療機関があり、残りの医療機関の医療従事者への接種は、来週以降になる見通しです。
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