県内ニュース
イブニング・シックス
新型インフルワクチン あさってから接種(10月19日)
新型インフルエンザの感染が急速に広がる中、県内のワクチン接種の日程が決まりました。最も優先する医療従事者の接種はあさってから始まります。これは、きょう開かれた新型インフルエンザ対策本部会議で明らかにされました。新型インフルエンザのワクチンは国から県に2万1600人分が配分されることになっていて今月14日には初回分として1万100人分が届いています。ワクチンは、当初、1人2回の接種が必要とされましたが国が13歳以上は1回の接種で十分な免疫ができると発表したことから県は1万100人分を2万200人に分けた上でスケジュールを決めました。最も優先されるのは、直接、患者の診療にあたる医師や看護師などの医療従事者およそ2万4千人で接種は、あさってから始められることになりました。県では、次に優先する妊婦と持病のある人については、11月の第三週から接種を始める予定です。
県が新開発 名前は「うつくしま煌酵母」(10月19日)
県が開発した新しい日本酒の酵母の名前が「うつくしま煌(きらめき)酵母」に決まりました。県のハイテクプラザでは5年前から消費者のニーズに合う日本酒の酵母の研究に取り組み、去年の夏、オリジナルの3種類の酵母を開発しました。その3種類の総称となる名前は、「うつくしま煌(きらめき)酵母に決まり、きょう、佐藤知事が発表しました。新しい酵母は、香りが強いのが特徴で名前には県内の酒造業界が光り輝くのようにとの期待が込められています。すでにこの酵母を使った日本酒も販売されていて、きょうは試飲会も行われました。参加した酒造メーカーの人は、「酵母の特徴がそれぞれ出ていて、味と香りのバランスがいい」と話しました。県内の酒造メーカーでは「うつくしま煌(きらめき)酵母」で作った日本酒を年末までにおよそ20種類発売するということです。
柔道部事故賠償「校長に負担求められない」(10月19日)
6年前、須賀川市の中学校で起きた柔道部の事故で、市が設置した委員会は損害賠償の支払いを当時の校長や顧問に求めることは出来ないとする結論をまとめました。この事故は6年前、須賀川市の中学校で女子生徒が柔道部の練習中に頭を打ち意識不明となったもので裁判所は、市や県などに1億5千万円あまりの損害賠償を支払うよう命じました。賠償金はいったん須賀川市が全額を支払いましたが市は第三者委員会を設置して当時の校長や部の顧問にも支払いを求めることができるかなどを協議してきました。その結果、委員会は判決の内容などから当時の校長などに著しい注意義務違反があったとは断定できず、支払いを求めることは出来ないとする結論をまとめました。須賀川市では今後、報告書の内容を検討し対応を決めることにしています。
警察官名乗る不審電話 会津若松で相次ぐ(10月19日)
きょう、会津若松市内で警察官を名乗る不審電話が相次ぎ警察が注意を呼びかけています。県警察本部によりますと不審な電話は男の声で埼玉県警のヤマダなどと名乗り「埼玉県で福島県の詐欺グループを捕まえました。名簿のなかにあなたの個人情報もあったのでクレジットカードを確認してください」などという内容でした。不審な電話はきょう、会津若松市内で19件確認されましたが今のところ被害の報告はないということです。今月15日には同じような不審電話が宮城県内で6件確認され、キャッシュカードをだまし取られる被害が1件出ていることから警察が注意を呼びかけています。
インフル出席停止者が急増 千人超える(10月19日)
県内でインフルエンザが原因で出席停止となっている園児や児童、生徒の数が先週末から400人あまり増えて今シーズン初めて千人を超えたことが分かりました。県のまとめによりますときょうインフルエンザで出席停止となっている園児や児童、生徒の数は1369人で先週金曜日に比べて446人増えました。これは、2学期が始まってから最も多く1000人を超えたのも初めてです。また、休校となっているのは1校で学年閉鎖は5校、学級閉鎖は34校となっています。県では、手洗いやうがいなどで予防を徹底し、症状があった場合は早めに医療機関で診察を受けるよう呼びかけています。
楽しい時間をありがとう ペット合同慰霊祭(10月18日)
犬や猫などのペットの冥福を祈る合同慰霊祭が福島市で行われました。この慰霊祭は福島市松川町にあるペット葬祭センター「メモリアルパーク」が毎年開いていて今年で23回目になります。こちらには、犬や猫などおよそ5000頭が眠っていてきょうは、およそ400人の飼い主が参列しました。そして、ペットの名前が読み上げられると墓前で焼香をして家族の一員として過ごした毎日を思い出しながら手を合わせていました。慰霊祭の最後には感謝の気持ちなどを書き込んだメッセージカードを風船につけて一斉に空に飛ばし、冥福を祈っていました。
1万人が来場 市場まつりにぎわう(10月18日)
福島市の中央卸売市場(しじょう)で恒例の市場(いちば)まつりが開かれ、多くの人でにぎわいました。この催しは、一般の消費者に市場を開放してその役割や扱っている商品に関心を持ってもらおうと毎年開かれています。会場では旬の野菜や果物が市価の3割から5割引きで販売されました。また、水産コーナーではマグロの解体ショーが行われ、見事な包丁さばきで柵(さく)に切り分けられたマグロがその場で販売されました。この催しを毎年、楽しみにしている人も多く、市場によりますときょう会場を訪れた人は、およそ1万人にのぼったということです。
鉄パイプ窃盗の教師送検 被害品の行方追及(10月18日)
仙台市の小学校教師が福島市内の資材置き場から鉄パイプを盗んだ疑いで逮捕された事件で警察は、いまだに見つかっていない被害品の行方を追及しています。窃盗の疑いできのう逮捕された仙台市の小学校教師塩谷清隆(しおやきよたか)容疑者の身柄はきょう検察庁に送られました。警察によりますと塩谷容疑者はことし8月、福島市飯坂町の資材置き場から鉄製のパイプおよそ15本4万5千円相当を盗んだ疑いが持たれています。警察ではきのう、塩谷容疑者の自宅マンションの捜索を行いましたが、被害品は見つからなかったということで引き続き、行方を追及しています。