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英防衛装備相:次期戦闘機に欧州の「タイフーン選定を」

英独などが共同開発したユーロファイター・タイフーン=(C)Eurofighter Typhoon 2009
英独などが共同開発したユーロファイター・タイフーン=(C)Eurofighter Typhoon 2009

 日本を訪問中の英国のデービス防衛装備支援担当相は19日、東京都内の英国大使館で講演し、「英国が保有する(核)ミサイル・弾頭は米露に比べれば微々たる数だ。(削減しても核廃絶への)貢献度は非常に小さい」と述べた。保有核弾頭約160個は削減しないとする英国の姿勢を改めて示した。

 また、日本の次期主力戦闘機(FX)として、英独などが共同開発したユーロファイター・タイフーンが選定されることへ強い期待を表明、「産業面や防衛交流で日本と欧州の新たな協力関係が生まれる」と語った。米国の最新鋭ステルス戦闘機F22の日本への導入が困難になったことを受けた発言とみられる。 

 ブラウン英首相が9月の国連安保理首脳会合で、英国の核戦力の柱である原潜を現在の4隻から3隻に減らす用意を表明していたが、デービス氏は「減らす決定は出ておらず、検討中だ」と語った。【杉尾直哉】

毎日新聞 2009年10月19日 20時20分(最終更新 10月19日 22時41分)

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