(引用開始)
イグナチオが1554年に改定した会憲では、イエズス会が総長をトップとする組織であることが明記され、
教皇と会の長上への絶対的な従順を会員に求めた
(イグナチオは「死人のごとき従順」(perinde ac cadaver)という言葉を用いている)。
彼の座右の銘はイエズス会の変わらぬモットーとなった。それは
「神のより大いなる栄光のために」(Ad Maiorem Dei Gloriam)である。
これは「どんな活動でもよい意志をもって精力的におこなえばかならず神の国のためになる」
という精神を表している。
(引用終了)