決勝大会に臨んだ11人の中から未来のスターに“指名”された15歳の少女は、大粒の涙をこぼした。
審査員を務めた初代グランプリのタレント、榊原郁恵(50)にティアラを贈呈された小島さんは、榊原に抱きしめられて思わず号泣。「お父さん、お母さん、親戚、友達に『応援してくれてありがとう』と伝えたい」と感動で声を震わせた。
今年は女優、歌手、タレントのジャンルを問わず、『おしゃれで、かわいく、感じのいい子』の発掘を目指した。艶やかな黒髪とエキゾチックな目鼻立ちのため、「黒木メイサさんに似ているといわれます」という小島さん。ダンス、バラエティートーク、歌とさまざまな審査で目をひいた。大会実行委員長のホリプロ、松沢健介氏は「雰囲気のよい女の子を探す中、彼女の総合力はすごかった」と評価した。
小島さんは千葉県の高校1年で、サッカー部のマネジャーとして活躍。週末は父親と一緒に地元の海にサーフィンとダイビングに出掛けるのが大好きな爽やか少女だ。
憧れの芸能人は深田恭子だが、目標は歌手。「小さいころから歌が大好きなので、歌手としてやっていきたい。紅白出場? 考えたことなかったけど、もし出られるなら」と瞳をキラキラ。続けて、「ママには『大学には行ってね』と言われたので、できる限り(仕事と)両立したい。笑顔と元気で頑張ります」と、新たな出発に意欲を燃やしていた。