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高速無料化 鉄道・バス業界から懸念の声
民主党がマニフェストで掲げる高速道路の無料化をめぐり、鉄道やバス業界からは経営への影響を懸念する声が相次いでいる。
「無料化になれば、やり方によっては当社にとって大きな影響が出ると思います」-「JR西日本」佐々木隆之社長は10日の会見で、高速道路無料化による経営への影響に懸念を示した上で、民主党に対して「無料化について議論を深めていただきたい」と話した。
「1000円でも相当大きな客の減少があった。無料化になると、もっと大きな影響があるだろう」-また、10日午後、国交省を「九州バス協会」竹島和幸会長らが訪れ、高速道路無料化の実施を見送るよう陳情した。協会によると、高速道路の上限1000円の割引が行われたお盆期間、高速バスを利用した人は前年の8割以下だという。協会は、1000円割引の継続や無料化には絶対に反対するとしている。
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