新日本群馬館林大会の第1試合開始前に剛竜馬さん追悼の10カウントが鳴らされた=群馬・館林市市民体育館
国際、新日本などで活躍したプロレスラーの剛竜馬=本名・八木宏=さんが18日未明、神奈川県内の病院で敗血症のため死去した。53歳だった。関係者によると、剛さんは15日夜に神奈川県内の自宅で倒れているところを、長女が発見し搬送。7日に骨折した右手首の傷口から細菌が入ったのが原因という。剛さんは79年に藤波辰爾からWWFジュニアヘビー級王座を奪取。90年代前半からはテレビ番組に多数出演し「プロレスバカ」の愛称で人気を博した。
この日は古巣の新日本が、追悼10カウントを実施。長州力は「残念だね。お酒もよく飲んだし、面白いヤツだったよ」と故人をしのんだ。
(2009年10月18日)