「新日本」(18日、館林市市民体育館)
IWGP王者・中邑が、G1タッグで白星発進した。大森の斧爆弾、斧ギロチン、合体技に苦しんだものの、ナックルパンチからリバースパワースラムにつなげ、無敵のボマイェで逆転勝ちした。
元IWGPタッグ王者組を撃破し、「でかいヤマを越えた。歩みを止めるわけにはいかねえ」と優勝へ自信を見せた。IGFのアントニオ猪木社長との一騎打ちを要求し続けたが断られ、前日には「正直ショック」と漏らしていた。
精神的なダメージが心配されたものの、試合後には「影響?全然ない。あの返答はアントニオ猪木ではなく猪木寛至だった。それが何を意味するか。オレは変わらねえ」とキッパリ。王者は、G1タッグ優勝や11・8両国でのV2戦よりも、はるか先を見据えている。
(2009年10月18日)