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【虎のソナタ】監督騒動中でも虎しっかり練習

2009.10.18 05:00
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 阪神キャップの仕事は、ニュース取材だけではない。6人いる虎番の取材配置を決めるのも大変だ。特にオフシーズンともなると取材対象者は分散。時に援軍の必要性をデスクに願い出て…。実はこれが一番大変かもしれない。

 16日夕、阪神球団から伝えられた翌17日の予定は「全員集合・練習」とあった。キャップ野下俊晴は「全員か…新体制のスタートの日。新コーチもいる。これは人手がいるな」と頭を悩ました。小松真也は宮崎へ動かしたし、休みを取れていない山田結軌は休ませないと会社にしかられる。菊池雄星取材で花巻へ飛んだ高瀬悟嗣は引き続き現地に残したから、どう考えても人が足りない。

 「仕方がない。俺が出るしかない」

 キャップの男気?! 自宅を出るとき、かわいい夫人が「休みだったのに」と悲しい顔で袖引っ張るのを振り切って、甲子園に行ったのだが…。

 「聞いてくださいよ。(クラブハウスから甲子園球場への)通路で待っていても、誰も出てこないんです」

 詳細は阪神記事に譲るが、要するにミーティングだけだったのだ。確かにこれは奇妙な光景。今月9日に最終戦。その後、1週間休んで、集合日は自主練習で、その自主練習が20日まで続く…らしい。ということは、「自主的」でない選手は11日間も何もしない、ということになる。

 世の中はクライマックスシリーズ(CS)真っ盛り。ノムさん率いる楽天ナインが、74歳のおじいさんの涙で発奮した、という図式か。

 「記者席では、それだけ楽天の選手が単純…いやいや素直でかわいい、ということになってるよ」とは仙台まで助っ人で出向いた臼杵孝志の報告だ。まあ、盛り上がっているのはうらやましい限り。

 一方、出られないチームの唯一の特権は、CSに出たチームよりも早く、来年に向けてスタートできる。その一点なんだよな。

 秋季練習がスタートしない真意を問いただそうと、真弓監督を待っていた各社虎番キャップ連中に笑顔を振りまき、そのままハイヤーの中に。

 「こんなことなら、休めましたよ。こんな状態でいいんでしょうか」

 闘魂キャップは、2年目スタートの真弓阪神に大いなる不安を覚えたのであります。

 そんな野下も大好きな競馬、本日10月18日は「秋華賞」。GIレースの中でも比較的歴史が新しい…なんて思っていたが、数えて14回目。第1回、皆さん覚えてますか? 当時、阪神は空前絶後の監督騒動の真っただ中。次期候補がNHKまで巻き込んで乱立、その最中に藤田監督は解任。ところが、これに不満だと言って球団事務所に深夜2時過ぎまで籠城…なんて事件も。あのころ、あまりに過酷で、ヘトヘトで。

 で、何が言いたかった、といえば、この1996年秋のタイガースは大混乱だったんです。偶然なことに、あの年の最終戦はことしと同じ10月9日。でも、秋季練習開始は17日。監督人事が“腸ねん転”した年でも、しっかり練習はしていたわけ。野下キャップの不安視、決して間違っていない気がしますねえ。



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