年金は得意だけど労働なんて分かりませんよ
今朝の毎日新聞「苦悩の『ミスター年金』マニフェスト7割抱え 査定の壁」の記事をテレ朝「サンプロ」で田原総一朗が取り上げた。
テレ朝「サンデープロジェクト」(2009/10/18)
仙石由人行政刷新大臣
「いや、舛添さんも随分苦悩してたけど、あの人は見せなかっただけの話ですよね。こんなに範囲が広くて日常的にいろんに問題が起こってくる役所はない。ちょっと範囲が広すぎる」
裏返せば、ミスター年金は苦悩を見せすぎるということか。
野党時代の切れ味(?)はどこえやら、記者の質問に対する答弁もしどろもどろだ。
田原
「長妻さん、年金は得意だけどね、労働なんて分かりませんよ」
仕事が多くて長妻さんは可哀想という話から、厚生労働省を厚生と労働に分けて、文部科学省も分けるとか「大きな政府」にする話につなげていく。
田原
「民主党は自民党に比べて大きく無駄を省くと思ったら、無駄を省けないと。一体どういうことか」
高野孟(ジャーナリスト、『インサイダー』編集長)
「1ヶ月で性急に結論を求めすぎるのではないか。いままで100年も続いてきた官僚主導体制に直面しているわけだから、そこにいろんな仕掛けがあって・・・・1ヶ月では無理だ、多少同情的に言えば」
と民主党擁護。
仙石
「事業の数から言うとどうも2か月で10%やるのが精一杯かもしれない」
来年度予算を今年中に確定できなくてどうするのだ。
防衛費をカットしたから嫌いな片山さつき元主計官が「事業仕分けは自民党政権の時は数百人でやっていたのに民主党は3人しか居ないので出来るわけは無い」と言っていた。
3人は極端だとしても、まず無理だろうと想像がつく。
それにしても番組のタイトルは「新・与野党対決」とあったが河野太郎は仙石大臣に擦り寄ってオベンチャラばかり、何の対立にもなっていなかった。
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by mochineko
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