岡山放送局

2009年10月18日 19時41分更新

トラちゃん田んぼの稲刈り


プロ野球、阪神タイガースの優勝を願って、田んぼに虎の顔などを浮かび上がらせた、岡山県美作市の「トラちゃん田んぼ」で、18日稲刈りが行われました。

この「トラちゃん田んぼ」は、美作市山城の農業、新田博美さんが、阪神の優勝と地域の活性化を願って、毎年、仲間といっしょに行っています。
広さ45アールの田んぼには、ことしは虎の横顔や月に吼える白虎の姿が、赤米や黒米など、6種類の稲でかたどられました。
18日は、地元をはじめ県内外から熱心な阪神ファンおよそ300人が集まって稲刈りの作業にあたりました。
今シーズン、阪神は、リーグ4位と不本意な成績でしたが、参加者たちは、来シーズンへの期待を込めて一株一株、刈り取っていました。
田んぼの世話にあたってきた新田さんは、「ことしは、美作市で水害もありましたが、大勢の人に稲刈りに来てもらい、田んぼから元気を発信できたと思います」と話していました。