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車・部品は半減、「氷河期」に迫る厳しさ 10年春採用内定調査

 日本経済新聞社がまとめた2010年度採用状況調査では、昨秋以降の不況や円高で業績悪化が目立つ製造業の内定者数が今春実績に比べ36.3%減少した。自動車・部品が56.4%減、電機が40.4%減と大手が一斉に大幅削減に動いた。企業の採用抑制を受け、10月になっても内定が出ない来春卒業予定の学生も例年になく多い。

 就職情報のディスコ(東京・文京)が全国の大学4年生登録モニター約2000人を対象に10月1日時点で採用内定取得の有無を聞いたところ、内定を得ている人の比率は77.0%(昨年調査時は88.9%)だった。学生にとってはかつての「氷河期」に迫る厳しい状況になっている。 (17:43)

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