農水省は16日、2009年産国産麦の検査結果(9月末日現在)を公表した。麦全体の検査数量は前年比22%減の74万7000トンと過去5年で最も少ない水準。主産地の北海道や九州で生育期の天候不順が響き、収量が減ったため。1等比率は普通小麦で前年比15ポイント減の75%にとどまっている。
過去5年間の検査数量は、9月末現在で90万〜100万トンを保っていたが、09年産は80万トンを大きく割り込んだ。全体の8割を占める普通小麦も、前年比23%減の57万トンにとどまっている。
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