(CNN) スペインの警察は17日、同国西部のタラゴナ港に停泊している石油タンカーから、コカイン510キロを押収したと発表した。
このタンカーは9月中旬に南米ベネズエラのマラカイボを出発し、エジプトへ向かっていた。
警察によると停泊中の定期点検で、通常であれば何も入っていない機関室に不審な袋が詰め込まれているのを発見。船内からは入れない場所のため、船外から機関室に踏み込んだところ、つながれた14個の袋を発見、コカイン計510キロが入っていた。
警察は、船内から機関室には入れないことから、麻薬密輸人が船外から中に袋を詰め込み、ダイバーらが取り出す計画だったとみて捜査している。