「ワッショ、ワッショ」のかけ声のもと、大量の紙吹雪が舞う中を山車が練り歩く様が圧巻の挙母まつり。荒々しく躍動的な力強さと、八輌の山車や紙吹雪による華やかさを兼ね備えた、三河地区でも有数のおまつりです。起源は古く、江戸時代後期から明治初期に今の形になったと言われ、挙母城下の心意気が今に伝えられています。
まつりは2日間にわたり、「試楽祭」と「本楽祭」が行われます。試楽祭では、八輌の見事な山車がそれぞれの町内を曳きまわり、夜は挙母神社において、八つの町の人々が提灯をもって五穀豊穣を祈願して境内を七周する「七度参り」が行われます。2日目の本楽祭で、奉納のために挙母神社に一斉に集まり、花火の号砲を合図に、紙吹雪とともに練り歩きます。愛知県の有形民族文化財、豊田市の指定文化財に指定される八輌の山車が、そろって挙母神社に奉納される姿は、まさに壮観な風景です。
住所 | 豊田市挙母町5-1(挙母神社) >>マップを見る |
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TEL | 0565-34-6642(豊田市観光協会) |
開催時期 | 10月第3日曜とその前日 |
ホームページ | http://www.koromo-jinjya.skr.jp/ |