「新しい歴史教科書をつ くる会」は発足以来、常に左翼から攻撃されてきたが、左翼を訴えることはなかった。本部が放火され、犯行声明が出ているのに、その犯人(革労協反主流派)に損害賠償を求めることさえしなかった。
ところが、かつての同志である八木秀次氏や、かつてのパートナーである扶桑社に対しては躊躇なく法廷に引きずり出した。
八木秀次氏に対する訴訟の原告は藤岡信勝、扶桑社に対する訴訟の原告は藤岡信勝、西尾 幹二、高森明勅と久里(くのり)とかいう無名の学者である。いずれも藤岡側が敗訴している。
■ 拙ブログ8月27日付エントリー
いずれの訴訟も藤岡側の代理人は第二東京弁護士会の福本修也弁護士(元検事)である。私たちは、福本修也弁護士が世界基督教統一神霊協会(統一 教会、統一協会)の顧問弁護士であることを
■ 拙ブログ平成19年10月30日付エントリー
で、いち早く伝えた。その後、ただの顧問弁護士ではなく、東大原理研究会出身で、1988年の合同結婚式に参加していた事実を遅まきながら知り、昨年10月3日付で紹介したところ、福本修也弁護士から抗議を受けた産経デジタルは事前通告なしに削除した。
このときに、同じイ ザ!内の「プロジェクトJ」のブログのエントリーも削除されている。そこには
■ 第二東京弁護士会ホームページ
に福本修也弁護士が「座右の銘」として掲げている「大義に立つ勇気の道は生涯の勝利を招く」が、文鮮明が1978年12月1日に発した「み言」であるという衝撃的な事実が暴かれていた。
「プロジェクトJ」のブログは現在、全体が閲覧不能になっている。
抗議に弱い産経デジタル…
というわけで、私たちは拙ブログのエントリーがなぜ削除されたのか昨年10月29日に質問したが回答がなく、
■ 昨年11月12日付エントリー
で質問を公表した。産経デジタルからは1年近くたった今も返事をいただいていない。
冒頭に載せた写真は現在発売中の「週刊新潮」(10月22日号)の記事である。統一 教会ウオッチャーの有田 芳生氏が「東大原研出身で合同結婚式にも参加した福本修也弁護士は組織の命運を一身に背負って必死ですが」という検察関係者のコメントを紹介している。
天下の週刊新潮であの有田 芳生氏が紹介した検察関係者のコメントと同じ内容を拙ブログは1年前に掲載したのだが、産経デジタルはなぜか削除してしまった。
福本修也弁護士については、出版物だけでなくネット上でもさまざまな事実が公表されているが、産経デジタルのように削除はしていない(当たり前である)。
■ 弁護士山口貴士大いに語る(昨年10月25日付)
■ 有田 芳生の『酔醒漫録』(昨年10月26日付)
■ The Perfect Blog(昨年10月27日付)
■ 有田 芳生の『酔醒漫録』(昨年10月28日付)
■ 有田 芳生の『酔醒漫録』(昨年10月30日付)
■ 有田 芳生の『酔醒漫録』(昨年11月2日付)
■ 弁護士山口貴士大いに語る(昨年11月16日付)
■ 有田 芳生の『酔醒漫録』(今年4月29日付)
■ 弁護士山口貴士大いに語る(今年6月11日付)
■ カ ルトからの自由(今年7月3日付)
「東大原研出身で合同結婚式にも参加した福本修也弁護士」(週刊新潮より)は現在、警視庁公安部が摘発した印鑑販売会社「新世」による霊感商法事件で逮捕・起訴された統一 教会信者の弁護人を務めている。その第2回公判が今月5日、東京地裁で開かれた。そのときの模様が次のサイトに報告されている。
■ 有田 芳生の『酔醒漫録』(6日付)
■ しんぶん赤旗(6日付)
■ エイトのブログ(5日付)
それによると、検察側証人として出廷した元信者の女性に反対尋問した福本修也弁護士は「原理講論」などの専門用語を連発したり「あなたは拉致監禁されたでしょう」と聞いて、裁判長にたしなめられたという(ちなみに「拉致監禁」とは、統一 教会信者を家族が連れ戻す行為を統一 教会側が非難するときに使う用語である。福本修也弁護士は「拉致監禁」の告訴の代理人にもなっている)。
福本修也弁護士は2人目の証人に、祝福(合同結婚式)前の「祝福修練会」のことを根掘り葉堀り聞いた。これに対して元信者は「福本先生もそのとき(合同結婚式前)の気持ちを覚えていらっしゃるでしょう」と問い返したのだ。福本修也弁護士はさすがに返す言葉がなく、そそくさと反対尋問を切り上げたのであった。
by ureeruhiroshi
藤岡信勝先生は共産党員歴を隠…