慶尚南道、日本から年1万6千人の観光客を確保
慶尚南道が15日に明らかにしたところによると、道はこのほど、観光広報団を構成し日本の福岡と山口、大阪を回り、各地の大手旅行会社やメディア向けに慶尚南道の観光資源を紹介する大規模な説明会を開いた。特に6日の福岡での説明会では、慶尚南道のインバウンド委員長と日本の複数旅行会社の間で、観光客誘致・送り出しに関する了解覚書が交わされた。締結式の席で日本側は、年間1万6000人の観光客を送り出すことを約束した。
道は観光説明会で、巨済島・外島や毎勿島を含む閑麗海上国立公園や昌寧・牛浦沼、注南貯水池などの生態観光資源と、八万大蔵経がある海印寺をはじめとする仏教資源を中心に広報に努めた。また、地域の代表的な祭として、馬山キクの花祭や統営国際音楽祭、さらに2011年開催の大蔵経千年世界文化祝典などの国際行事も紹介した。
日本の旅行会社は、韓国旅行がソウルや釜山、済州以外の新コース開発が進んでいる状況で、慶尚南道の観光説明会は時宜にかなうものだったと評価した。
慶尚南道は日本人観光客の持続的な誘致を目指し、日本の旅行会社やメディア、在日同胞関係者などについてのデータベースを構築し、道の韓国情報を月別、テーマ別に提供する計画だ。