2009年10月18日 12時28分更新
第79代の内閣総理大臣を務めた細川護煕氏が作った陶芸作品や書を集めた作品展が岡山市で開かれています。
作品展は細川元総理大臣が政界を引退後に制作してきた京都の楽焼や滋賀の信楽焼などの陶芸作品と書や漆絵などを集めたもので会場にはおよそ100点が展示されています。
このうち「井戸茶碗」という作品は政界を引退して陶芸を始めたばかりのころに作られたもので、出来が悪いと判断した細川氏が犬や猫のエサ入れにしていたというものです。
また「楽掛分け茶碗」は赤と白の色分けが印象的な楽焼で細川氏が最近最も力を入れて制作に励んでいるということです。
細川氏は「多くの人に観に来て頂けて嬉しいです。油絵などにも取り組んでいるので、機会があればまた岡山のみなさんに観て頂きたいです」と話していました。
この作品展は19日まで、岡山市北区の天満屋岡山店で開かれています。