神妙な面持ちで祈祷(きとう)する(右から)亀田興毅、和毅、大毅=鳥取県三朝町の三徳山
亀田興毅が17日、父・史郎氏(44)のセコンドライセンス再交付を熱望した。この日、鳥取合宿を打ち上げた興毅は、セコンドライセンス無期限停止中の史郎氏が19日に日本ボクシングコミッション(JBC)にライセンス再交付の申請をすることを明かした。
史郎氏は07年10月11日の内藤-大毅の世界戦でセコンドにつき、反則行為を促す発言をしたとしてJBCから同15日に処分を受けた。JBC規定では停止から2年後に再交付申請が可能となる。当初は今月15日に申請予定だったが、鳥取合宿と重なったため、19日に史郎氏と大毅、和毅が申請する。興毅は同日、フィリピン合宿出発で帯同はできないが「試合の時はオヤジが必要。内藤戦で“亀田トレイン”を復活させたい」と訴えた。
(2009年10月18日)