バナナがキャラクターのGitリポジトリ管理「Bananajour」
BananajourはRuby製のオープンソース・ソフトウェア。個人でGithubを使っていて、その便利さに感動する人もいるだろう。社内でも、と思ってもGitリポジトリを管理するサーバを立てるのに苦労するかも知れない。Gitは個々人でも自由にリポジトリが作れるので何のリポジトリがあるのか、といった管理が煩雑になってしまうのだ。
そこで試してみたいのがBananajourだ。BananajourはRubyで作られたGitリポジトリ管理ソフトウェアで、とても簡単に利用できる。インストールはRubyGemsを使って行えて、コマンドはbananajourのみだ。そして任意のリポジトリに行って「bananajour add」というコマンドを叩けばBananajourのリポジトリ管理に追加される。
後はbananajourとコマンドを実行すれば9331番ポートでサーバが立ち上がる。ブラウザからアクセスすれば追加したリポジトリが表示されるはずだ。後は他のユーザがクローンし、リポジトリにプッシュすれば良い。この辺りは通常のGitと同じだ。なお筆者環境ではプッシュに失敗してしまった。
ログを一覧したり、コミッターを一覧する機能がある。Bananajourの良さは素早くリポジトリ管理をはじめられる点にある。ローカルやファイル共有レベルでも使える手軽なGitでもあるが、企業内で使う際には一元管理する機能も欲しくなるだろう。そのような時に使ってみたいソフトウェアだ。
toolmantim’s bananajour at master - GitHub
http://github.com/toolmantim/bananajour