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中川氏の冥福祈る 首相ら参列 東京で通夜  (10/09 06:45)

中川氏の遺影を前に、焼香する人の列が絶えなかった通夜会場=8日午後7時35分、東京・元麻布の善福寺

中川氏の遺影を前に、焼香する人の列が絶えなかった通夜会場=8日午後7時35分、東京・元麻布の善福寺

 4日死去した中川昭一元財務相の通夜が8日夜、東京・元麻布の善福寺で営まれた。鳩山由紀夫首相や砂川敏文帯広市長、森喜朗、福田康夫両元首相、大相撲の芝田山親方(元横綱・大乃国、十勝管内芽室町出身)ら生前親交の深かった各界関係者が参列し、故人の冥福を祈った。

 中川家と自民党の合同葬として執り行われた。同党の谷垣禎一総裁は葬儀委員長あいさつで「ちょっとシャイな人懐っこい笑顔と、国家・国民のため決然と立つ姿が浮かぶ」と故人の思い出を語った。さらに、「自民党や日本のためにもっと働いてほしかった中川先生の逝去は痛手だが、自民党を必ず再生させることをご霊前に誓う」と述べ、政権奪還の決意を示した。

 通夜に先立ち、中川氏の遺体を乗せた車が国会議事堂や自民党本部などの前を通過。衛視が敬礼し、職員が手を合わせて故人を見送った。告別式は9日午前11時から同所で営まれる。

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