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岩舟
岩舟町議選で民主県議ら個人名で陣中見舞い(10月17日 05:00)9月27日投開票の岩舟町議選で、民主党の衆院議員や県議の名前を記した「陣中見舞い」が告示後、複数の立候補者に配られていたことが16日までに、分かった。祝儀袋の中には現金2〜3万円が入っていたという。県選挙管理委員会は「議員の名前が書かれており、公職選挙法に抵触する可能性がある」としている。一方、下野新聞社の取材に対し、衆院議員は「政党支部からのもの」とコメント。県議は「秘書に任せているから分からないが、政党支部の行為であり認められている」と違法性について反論している。 複数の関係者によると、祝儀袋には「陣中見舞 民主党栃木県岩舟町支部会長 ○○(県議の氏名)」と記載。さらに別の祝儀袋には、県議が秘書を務める衆院議員の名前が、「民主党栃木県第四区総支部会長」の肩書とともに書かれていた。 県選管によると、公職選挙法は公職の候補者が当該選挙区内の人に、寄付をすることを禁じている。今回のように祝儀袋に議員の氏名を書いた場合、相手が後援会などの団体ではなく、個人として受け取っていれば、「仮に政党の金であっても違法になる」(県選管)との見解だ。 陣中見舞いを受け取った立候補者は無所属の新人だった。 県議は「あくまでも政党支部として渡しており、立場上、(氏名を)明確にするのは礼儀。売名行為でやっている訳ではない」と反論。陣中見舞いを渡した候補者は「民主党をご支援いただいている人」としている。
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