沢尻の元所属事務所スターダストによると、正式に契約を解除したのは先月末。この日まで発表が遅れたのは、沢尻がERIKA名義で歌を出したり、写真集を出したりと、女優業以外でも活動しており、関係各方面への調整に時間がかかったためという。
契約解除は、沢尻の度重なる問題行動が理由とみられているが、解除に踏み切った“重大な契約違反”については、謎のままだ。
沢尻は現在、夫でハイパー・メディアクリエーターの高城剛氏(45)とともに、欧州に滞在しているもよう。これまで、今後の彼女については、勉強中のグラフィックデザイナーとしての再出発や欧州で女優活動を行うなど、さまざまな憶測が流れているが、少なくとも日本のメディアからは、当分の間、姿を消すことになりそうだ。
人気女優の沢尻が“お騒がせ女優”のレッテルを張られたのは、07年9月公開の主演映画「クローズド・ノート」の初日舞台あいさつ。「別に…」などと不機嫌な態度で、物議を醸した。
その後、自身のブログなどで反省を綴ったが、芸能活動の再開はないまま。休養期間と称し、高城氏と海外を飛び回っていたが、その間も今年1月に突然、高城氏と結婚。7月下旬には夫と皆既日食観測のため鹿児島・奄美大島を訪れるなどしていた。
本人は女優業再開の意欲は強かったようだが、そんな彼女に、事務所がついに三くだり半。本来なら大作映画へのヒロイン出演も決まっていたはずの沢尻。事務所に甘え、好き勝手やってきた代償は、あまりにも大きかったようだ。