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研究者情報

有吉 範敏 (ありよし のりとし)

職位 経済学部 教授
担当科目 環境マネジメント、都市環境論、生活環境論、環境A、基礎演習、専門演習T・U
所属学会 日本地域学会(常務理事)、日本環境共生学会(常務理事)、環境経済・政策学会(理事)、日本応用経済学会(理事)、地域マネジメント学会(理事)、環太平洋産業連関分析学会、日本経済政策学会、日本計画行政学会、日本不動産学会、資産評価政策学会、日本都市計画家協会、Regional Science Association International、International Association for Research in Income and Wealth
専門分野 環境経済学
現在の
研究テーマ
「環境経済統合勘定の開発と普及」
どのような経済活動から、どのような種類の環境負荷が、どれくらい発生しているかをデータで把握することによって、環境問題の正確な把握と有効な環境政策の立案に貢献するものです。1993〜2004年度までは環境省国立環境研究所の先端的研究プロジェクトとして環境経済統合勘定の開発に携わり、1998年度からは内閣府経済社会総合研究所の研究調査プロジェクトとして環境経済統合勘定の開発と普及に携わっています。
私の授業 地球規模の温暖化問題から身近なゴミ問題まで、すべての環境問題は生産や消費といった経済活動が原因となって発生しています。したがって、環境問題の解決策を立案するためには、経済の仕組みを学び、どのような経済活動がどのようにして環境破壊を引き起こしているのかを正確に把握することが必要になってきます。私の授業では、このような観点から、具体例を挙げながら経済と環境の関係を平易に解説しています。
私のゼミ 小・中・高校までの学習は、先生から与えられた教科を受動的に学ぶスタイルがほとんどだったと思います。大学での学習の大きな特徴は、自分が学びたい科目を自ら選択し、自分が興味を持ったテーマについて自ら積極的・能動的に学ぶ点にあります。ゼミでは経済や環境だけでなく、広く人間・社会全般から自分が研究したいテーマを選び、調査・考察→発表・討論のプロセスを発展的に繰り返して、最終的に卒業論文としてまとめてもらいます。また、日頃のゼミでの学習だけでなく、個別相談やレクリエーションを通じて、就職活動のためのサポートや、優れた社会人になるためのアドバイスなども積極的に行っています。
主な研究業績
○ 包括的環境・経済勘定行列(GAMEE)について,地域学研究 30 (1),日本地域学会,pp.141-153, 2000.10.
○ The Development of Environmental Accounting Frameworks and Indicators for Measuring Sustainability in Japan, in: OECD, Measuring Sustainable Development: Integrated Economic, Environmental and Social Frameworks, pp.287-304, 2003. 5.(Y. Moriguchi氏との共著)
○ 有吉範敏,公共事業評価勘定による公共事業の評価,環境経済・政策学会年報,第8号(公共事業と環境保全),pp.82-93, 2003.12.(林岳・山本充氏との共著)
○ 環境・経済統合勘定の展開:日本版SEEAとハイブリッド勘定,産業連関−イノベーション&I-Oテクニーク 13(2),環太平洋産業連関分析学会,pp.32-41, 2005. 6.
○ 環境と資源の経済学,勁草書房,385p, 2007.4.(時政勗・薮田雅弘・今泉博国氏との共著)
○ わが国における環境経済統合勘定の展開,環境共生15,日本環境共生学会,pp.55-65, 2008.5.
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