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坂崎幸之助もショック「言葉にならない…」

フォークル再結成ステージで歌う(左から)きたやまおさむ、坂崎幸之助、加藤和彦さん
フォークル再結成ステージで歌う(左から)きたやまおさむ、坂崎幸之助、加藤和彦さん
Photo By スポニチ

 加藤和彦さんの突然の悲報に親しい音楽仲間に大きな衝撃が走った。音楽ユニット「和幸(かずこう)」を結成していたTHE ALFEEの坂崎幸之助(55)は「言葉にならない」。1960年代後半に加藤さんとともに旋風を巻き起こした「ザ・フォーク・クルセダーズ」のオリジナルメンバーで精神科医の北山修=アーティスト名・きたやまおさむ=(63)らは、ただただ涙にくれているという。

 坂崎は「あまりに突然のことで、言葉にならないし、信じられないというのが正直な気持ちです」とショックの大きさを表現した。

 中学1年生から「ザ・フォーク・クルセダーズ(フォークル)」のファンで、音楽のみならず、トークまでまねしていた。02年に期間限定で加藤さん、北山に坂崎が加わって34年ぶりに新生フォークルを再結成。7歳年上の加藤さんと意気投合し、07年に2人で「和幸」を結成。今年2月28日には、東京・渋谷C.C.Lemonホールでライブを行った。5月8日の坂崎の父・幸太郎さん(享年85)の告別式には加藤さんも参列した。

 最後に会ったのは、9月20日の「サマーピクニック フォーエバー in つま恋」。「“和幸”として一緒にステージに立ったのが、最後になってしまいました。その時は、ちょっとやせたように見えましたが、普段と変わらない様子でした」と振り返り、「詳しいことはまだ分かっていませんが、大きな悩みを抱えていることに気付いてあげられなかったことが、残念で仕方がありません」と無念の思いをにじませた。

 「フォークル」は大学生だった加藤さんらによって65年8月に誕生。67年に「帰って来たヨッパライ」が話題になり、プロデビューした。44年前のメンバーは現在も交流を続けており、それだけに、関係者によると、北山や平沼義男(62)らメンバーは涙を流すばかりで言葉を話すこともできなかった。おえつを漏らすメンバーもいたという。はしだのりひこ(64)は「自殺という2文字が全く似合わない男なので、“どうしたんや、おまえ”という思いが頭の中をかけめぐっている」と話した。北山は友人代表として18日にもコメントを出す方向で調整している。

 加藤さんは今月2日に東京・国際フォーラムで行われた松任谷由実(55)のコンサートにゲスト出演。デュエット曲「黄色いロールスロイス」をギター演奏し、元気に手を振ってステージを下りた。松任谷は「ショックを受けています。今は本当にそれだけです。心よりお悔やみ申し上げます」とコメントした。市川猿之助(69)は仕事先の福岡・博多で訃報を聞き、絶句したという。

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