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通勤手当は非課税あつかいのはずなのに、社会保険の等級を決めるのに、通勤手当も...

chibipukoさん

通勤手当は非課税あつかいのはずなのに、社会保険の等級を決めるのに、通勤手当も込みで決められるのはなぜですか

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moviestar_neoさん

税金の世界と、社会保険の世界とでは、その根拠となるものが違うのです。
そういう決まりだから仕方がないのです。

税法では遺族年金、障害年金、雇用保険基本手当、通勤手当(非課税となるもののみ)
など、公的な生活補償の給付や実費弁済的な給与は課税されません。(収入になりません
これに対し、社会保険では、賃金(報酬)等実収入を根拠とするため、非課税となるものでも
計算の対象とすることになっているのです。
いわば税は「経済的な利益の有無」で判断するのに対し、社会保険は「実態」でみるものなのです。

よって、非課税通勤手当であっても労働の対価たる賃金にほかなりませんので、当然ながら、
健康保険と厚生年金保険の等級を決める際は、それも含めて報酬とされるのです。

同じ給与であっても、遠方から通っている人のほうが報酬額が高くなるので、結果として
将来受け取る年金額も高くなるのです。
これは失業給付たる雇用保険基本手当も同様です。

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kosyukaido10さん

>>通勤手当は非課税あつかいのはずなのに、社会保険の
>>等級を決めるのに、通勤手当も込みで決められるのはなぜですか

税金と社会保険はそもそも連動しません。
税の世界は「所得」が基準となり、社会保険の世界では「収入」
を基準とする、という理念レベルの違いがあります。
所得を基準にすれば、非課税の控除という概念がでてきます。
しかし、総収入を基準とするなら、控除するという考え方が
そもそも成立しません。

こうしたわけで、社会保険の世界では、給与でいう「支給総額」
基準にして保険料が計算されることにされました。
この「支給総額」には、当然ながら通勤手当も含まれています。

「収入」を大前提とする理由は「負担の公平化を図る」ためです
要するに、総収入額が多いのだから、社会保険もより多く負担すべし、
ということです。世の中には、通勤手当が実質自己負担となる会社も
あります。
それに対して、幸運にも通勤手当が支給される会社にいるわけで
から、恵まれている分負担も多くなる、というわけです。

かりに保険料計算の基礎となる支給総額に控除するものを
規定したとすれば、制度での必要金額は全体として同じなので、
結局、保険料率が上がるだけになります。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1414741674...

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  • 編集日時:2009/10/18 00:58:49
  • 回答日時:2009/10/18 00:31:31

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