中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

ヤクルト高田監督「2連勝狙う」 きょうCS第1ステージ中日戦

2009年10月17日 紙面から

練習を見守る高田監督

写真

 ヤクルトの高田監督が16日、CS第1ステージの中日戦に向け、ナゴヤドームで会見。自信満々に「2連勝を狙う」と宣言した。初の短期決戦も「怖いもの知らずでいいでしょう」と余裕たっぷり。6連勝でレギュラーシーズンを締めくくった上昇ツバメ軍団が石川、館山の2枚看板で一気に勝負を決める。

 午後4時45分、全体練習のためナゴヤドーム入りした高田監督の表情は晴れ晴れとしていた。「ウチは最後まで試合をやっていたから疲れの不安はあるけど、いい状態で試合に入れると思うよ」。シーズン終盤に故障者が続出し、戦力に余裕があるわけではない。だが、すべてを出し尽くす準備はできている。

 強気な連勝宣言にも理由がある。「こっちは先発を考えている余裕はない。3戦目は誰を投げさせたらいいんだろう。2試合で決めないと」。先発陣でシーズンを通して活躍できたのは石川と館山のみ。今季急成長した4年目右腕・高木も控えるが、やはり大舞台の経験からすれば不安は尽きないのが本音だろう。

 中日投手陣の印象を「層が厚い。誰が来ても攻略は難しいでしょう。点を取るにはワンチャンス」と高田監督。厳しい戦いになることは百も承知だが、レギュラーシーズンでは2年連続で勝ち越した。「相性ね、それはいいんじゃない」。滑り込みでCS進出を決めたツバメ軍団ながら、竜を丸のみする可能性は十分だ。 (酒井賢一)

 

この記事を印刷する


中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ